こんにちは、

玄関は出入りのためだけの単なる通過点ではなく、様々な役割をを持つ場所です。

外の生活と内の生活を結ぶ場、切り替える場であることを考えると、

それに応じた広さ・機能・収納を備えたつくりとすることで、

住まい全体の暮らしやすさがアップします。

独立したつくりと広さ

玄関はできれば廊下や居間と一体化させずに、建具で仕切って独立した空間にしましょう。

外の冷たい空気が室内に入ることも防げますし訪問者を迎える場としても気兼ねがありません。

玄関を来客や家人の居場所と考え、積極的に広くつくる暮らし方も人気があります。

土間を広く取り、腰かけて話せる椅子やテーブルを置いたり、

植物を並べインドアグリーンのスぺースとしたり、趣味やライフスタイルに合わせ、

様々な役割を持たせることが考えられます。

収納は最重要

玄関は家の第一印象を決める場所だけに掃除が行き届き、片付いていることが理想です。

しかし内外の生活の接点という性格上、あらゆる物が集まります。

壁面の収納ならたっぷりと設けることが必要です。

小部屋のような玄関クロークをつくるのも有効です。

土間床で広さは、1~2畳ほどでも、棚と出入り位置を工夫することで十分な収納が可能です

外の汚れを家の中に持ち込まない

外の汚れを持ち込まない工夫は、玄関のつくり方でも対処できます。

例えば、先に述べた独立した空間は、汚れをそこから先に持ち込まなないつくりといえます。

また、玄関クロークをつくれば、外で着た上着や帽子、バッグなどを置いておけます。

さらに、玄関周りに手洗い場を設けておくと、家の中の物を触る前、手の汚れを取ることができ、

効果が期待できます。

読んでいただきありがとうございました。